アーユルヴェーダとヨガの融合スペース『HIBIKI』です。2009年8月新所沢にオープンしました。


by hibikispace
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ヨガセラピー

インドの伝統的な「ヨガセラピー」の勉強を続けています。
日曜日の講座に通っているため、昨日はクラスをお休みして、講義に出席してきました。

ヨーガ・ニケタンというところで、インド中央政府公認のヴィヴェーカナンダ財団が運営しているプログラムを日本で学んでいます。

長期的な勉強で、通常3年かけて取得するプログラムで、前期が1年、後期が2年で、現在後期の2年目・・・。今年は、糖尿病や高血圧、腰痛といった症例の西洋医学的な原因とその対処法、ヨガセラピーのアプローチについて学びながら、ヨガを行うことによって生じる変化を生体データを記録し、心理テストを行い、ヨガの効果を研究中です。

西洋医学の治療とは違ったアプローチで、代替医療、ホリスティック医学と言われるアプローチのひとつがヨガセラピーです。
現代では、多くの学者達が研究を進め、私が通っているクラスでも医師が2名勉強されています。来月アメリカの学会で精神疾患とヨガセラピーについて発表するとお話されていました。
また、チェルノブイリの被爆者の皆さんにヨガセラピーが行われています。自己免疫力が向上できるのではないかという臨床も日本のスタッフが行っているそうです。


西洋医学とヨガセラピーの違いは、病にフォーカスするのが西洋医学。
その人のライフスタイルや生活歴と言われる生育歴、家族の状況など、「人そのもの」「その人の人生」「社会」にフォーカスするのがヨガセラピーです。


西洋医学でいう病が治れば、人は幸せになれるのでしょうか?
ヨガでは、病は今抱えているものの一つであり、肉体レベルで起こっていることと捉えます。
病は気から・・・という言葉ありますが、心と体はつながっているという考え方に基づき、心のレベルで起こっていることも同様に重視します。

だからといって、西洋医学を軽視しているということではなく、ヨガセラピーを行うことによって、心と体を共に健康に導こうと考えているのです。

アーユルヴェーダも同様のアプローチです。「人を診ています」とHIBIKIのパンフレットにも書いていますが、ヨガとアーユルヴェーダは、心と体を一つと考えています。

現在、体調不良で通院されている方でも、医師から運動することを禁止されていなければ、ヨガやアーユルヴェーダを取り入れていただくことで、より楽に生活できるよう、お手伝いしたいと思っています。

昨日は、リウマチ・関節炎とヨガ療法を学びました。
リウマチは自己免疫系のトラブルによるもので、完治が難しいといわれる疾患です。ヨガは、リハビリに取り入れられている例もあるそうです。またメンタルな支えとして、ヨガの効果を研究されている例も報告されています。

知識と実践を重ねながらヨガは現在も進化し続けています。
HIBIKIでも、最新のヨガの知識を取り入れ、みなさまのお役に立てるよう、質の高いクラスがご提供できるよう、学び続けていきますので、よろしくお願いします。
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by hibikispace | 2009-08-31 16:58 | YOGA | Trackback | Comments(0)

インドでの研修 その9

バシュパ・スウェダナ

木で出来たボックス型ベッドに仰向けで横になります。
とても穏やかな蒸気がベッド下の3か所から上がってきます。
薬草は、Maharasanadi QuathとDashmool Quathです。
20~30分ですが、顔が出ていて、頭に濡れたタオルをのせ
冷やしてくれているので、あまり辛くはありません。じわじわと汗が出ます。
終わった後、心地良く全身が温まっており、爽快感がうまれました。
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by hibikispace | 2009-08-19 20:07 | AYURVEDA | Trackback | Comments(0)

インドでの研修 その8

パットラ・ピンダ・スウェダナ
ナディ・スウェダナやパシュパ・スウェダナとは違い、
マッサージをしながらの発汗療法になります。
てんぷら鍋のようなパンに薬用オイルを入れ、下から火で温めます。
そこにハーブボールを浸しておきます。
施術者が適度な温度のハーブボールを
とっかえひっかえしながらの全身マッサージになります。
ハーブボール(又はオイル)の温度が高い時は、
早く動かし、冷めてくるとゆっくりの動きになり、
基本は長いストロークと関節付近は円を描きます。
後半は、薬用オイルも温度が徐々に上げているようで、
身体がドンドン温まってきます。
私としては、特に2つのハーブボールで腕や脚を挟んだ施術が
とても気持ちよく気に入りました。
ただハーブボールを使ったマッサージというのではなく、
マッサージされながら、じわじわ汗が出てきますから、
スウェダナと呼ばれるのも納得できます。身体に浸透した温度は一日中続きました。

ピンダのバンドルに入れられる薬草です↓
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by hibikispace | 2009-08-19 09:30 | AYURVEDA | Trackback | Comments(0)

インドでの研修 その7

ナディ・スウェダナ

写真のように大きな圧力鍋のようなものに、薬草の煎じ液が入っていて
下から火で温めホースから蒸気が出てくる形になっています。
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横向きでシーツに覆われ、ホース先から温めた薬草の蒸気を患部にあてていきます。
やけどしないように、もちろん常時指で蒸気の温度を確認しながら、患部にあてていました。
長くても1か所6~7秒位で、私の場合は腰・肩・足先が中心ですが、
シーツに覆われているので、シーツ内が蒸気で満たされ全身温まります。
蒸気が出るところから、患部へは30センチ位離れていると
ちょうどいい温度のようです。
部分的にも関わらず、身体が温まり、汗が心地よく出ました。
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by hibikispace | 2009-08-18 19:05 | AYURVEDA | Trackback | Comments(0)

インドでの研修 その6

私はPK体質で集中すると一点ばかりを見つめ、
しかも近くで見いるくせがあり、歳を重ねる毎に視力が低下しているので、
ネトラタルパナを受けさせて頂きました。
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豆の粉から作られた土手で眼をかこみます、
カティ・バスティに使う土手よりも硬く作ってあります。
ギーをその土手の中に注ぎいれ眼球がギーで満たされます。
ギーはバターのたんぱく質・水分を除去したものです。
今回はトリファラギーです。
この状態が8分位続き、外した後、御顔のマッサージを施してくれました。
私の場合、右目の視力が悪いせいもあって、右目がとても沁み、5分位涙が出ました。
涙が出たので、当然暫く痰や鼻水もでました。
(涙は鼻涙管を通って、鼻腔へ流れます。鼻咽頭を通じて、口咽頭へ繋がっています。)
眼輪筋が緩み、眉間にしわが寄らないという状態が体験できました。
10分後位には、いつもより明瞭に見え、視界が広がっていました。

*トリファラは、アマラキ、ビビタキ、ハリタキ、3種類の実から作られたものです。
ネトラ等の外用ではピッタを鎮静させるといわれ、結膜の充血性疾患などに用いられます。
内服するとアーマを浄化し消化力を高めると言われ腸内環境の改善に用いられます。
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by hibikispace | 2009-08-16 14:38 | AYURVEDA | Trackback | Comments(0)

インドでの研修 その5

インドのアーユルヴェーダの薬はカラフルです、
マーブルチョコみたいですね。
識字率が日本よりは低いですから、
間違えないようにカラフルにしていると言っていました。
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バット先生の診療室にも祭られているアーユルヴェーダの神様、ダンヴァンタリ
外科的方法によって多くの病を治したとされ、
ダンヴァンタリは、帰依者からの祈りに応え、その病を癒すといわれ、
アーユルヴェーダの治療院に祭られている神様(ヴィシュヌ神の化身)です。
4本の手には、ハーブやアムリタ(インド神話に登場する神秘的な飲料の名で、
飲む者に不死を与えるとされる)の入った壷を携えていますし、
日本で言う薬師如来にとても似ています。
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*アーユルヴェーダは、創造主のブラフマー神から、万物の王プラジャパティーに、
プラジャパティー王からアシュヴィン神に伝えられ、
アシュヴィン神はインドラ神に、インドラ神が、内科学派のバラドヴァージャと
外科学派のダンヴァンタリに伝えたとされています。
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by hibikispace | 2009-08-16 00:49 | AYURVEDA | Trackback | Comments(0)

HIBIKIのヨガ

HIBIKIのヨガは、安全で、効果的、楽しく行っていただくことを目指しています。

ひとり一人、キャラクターや身体の特徴、環境も違います。少人数のクラスでは、お一人づつの状態を見ながら、プログラムを考え、指導することができます。
特に初心者の方は、身体が硬い・・・とかやったことがないから・・・と戸惑いをお持ちの方が多く、少人数のクラスだからこそ、その戸惑いをケアしながら、ヨガを楽しんでいただくことができると考えています。

ヨガは身体が硬い方の方が、一粒で二度お得ですよ・・・とお話しています。
それは、ヨガは身体への気づきがとても大切で、身体が硬い・・・と思っている方は、伸びている部分や伸びない部分がどこなのか・・・気づくことが容易です。それから、伸ばした時の気持ちよさ、終わった後の爽快感を実感して頂きやすいのです。

身体が硬い!とヨガを敬遠していた方は、この機会にぜひ体験してみてください!

HIBIKIでは、
第一に、安全にヨガができること。
第二に、効果的であること。
第三に、楽しく、リラックスしてできること。
を特に大切にしています。

せっかく健康になろうとヨガに来て、ケガをしては、元も子もありません。ところが、無理をしてしまいケガをする方が少なくないのが実情です。
私も初心者の頃、とにかく上達したい、みんなと同じようにポーズができるようになりたい!と無理をして、内転筋や膝を痛めました。頑張ることも大切な要素ですが、必要以上に無理をすることは身体を痛めつけていることになります。

解剖学的な見地から、身体の機能、動かし方を徹底的に考えたアヌサラ・ヨガと長年女性の身体をケアしてきた経験を蓄積した柳瀬式ウェルネスヨガを学び、安全に、そして効果的にヨガを行っていただけるように考えています。
また、ヨガは長く続けてこそ、その効果が大きく得られます。修行ではないので、リラックスした雰囲気で、楽しく行うことがとても大切です。人生を楽しむためのヨガの知恵をみなさんとシェアしながら、無理なく続けていただけるクラスを行っています。

ぜひ体験してみてください!
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by hibikispace | 2009-08-15 15:06 | YOGA | Trackback | Comments(0)

アツコの初ヨガ体験記

クラスの生徒さんに時々お話することがあるのですが、恥ずかしい私のヨガ初体験を披露させていただきます。

私は約6年前・・・フィットネスクラブでヨガを初めて体験しました。

頑張りすぎて、翌日発熱しました(笑)

ヨガは、人と比べるものでも、何かを競うものでもありません。ところがそれまでの私は、とにかく頑張ることばかりに一生懸命になっていたのです。

仕事に遊びに、トレーニングに頑張りすぎの挙句に、トラブル連発・・・体調を崩して、入院。

当時は、トライアスロンのために週6日はランニング、水泳、自転車のトレーニングに加え、ウェイトトレーニング、エアロビクスなどを行っていました。
ところが、仕事が忙しくなり、朝は8時過ぎに出勤、夜は終電で帰る日々。スタバのコーヒー・グランデサイズを一日に朝・昼・晩と3杯も飲み、ちゃんとした食事もせずにとにかく日々頑張っていました。
貧血で電車の中で倒れたり・・・会社帰りにわけもなく涙が流れたり・・・。今考えれば、自分ではどこが悪いのかもわからない、心身症の初期症状だったのです。
そうこうしているうちに、子宮筋腫が多発してる事がわかり・・・無理な運動ができなくなりました。

それまでガンガン行っていたエアロに出たら、もうついて行けずに・・・隣の人にぶつかる始末(涙)
ああ、もう過激なことはできない・・・とそれまでヨガなんて、動けなくなった時にやればいいわ~と思っていたのに、私にはヨガしか出れそうなプログラムがありませんでした。
マタニティ・ヨガをやった経験のある妹からも、私のような頑張る人には、ヨガでじっくり身体を動かすことも必要ではないか・・・とオススメされていたのですが、イエイエ、あれは年取ってからでもできるから・・・とヨガに心を動かされたことがありませんでした。
半ば、ヨガなんて・・・とバカにしていたのです。

ところが、ヨガのクラスに出てみたら、腿の裏側は伸びないし、ふくらはぎは痛いし・・・背中が張っていて手さえも上に伸ばせない自分に出会いました。
おまけに、昔患ったムチウチ症で首周りが全然動かないことにも気がついたのです・・・。
それでも頑張ることが一番!と思っていたので、汗だくで、苦しい呼吸をしながら・・・とにかく60分間頑張り通したわけです。でも終わった後は、なんとなく気持ちいいなぁ、やり遂げた・・・と思いました。
・・・そして翌日、全身筋肉痛・・・発熱しました(笑)

そんな初ヨガ体験でしたが、その時に味わった気持ちよさや、ヨガの帰り道に感じた心が静かで安定した感覚が、私を再度ヨガのクラスに導いてくれました。

そうして気がついてみると、人生=ヨガへとその道が続いていたのです。

ヨガをやったことで、私が全く気が付いていなかった「頑張りすぎの自分」の存在を教えてくれました。自分では頑張ることが当然で、決して無理しているとは思っていなかったのですが、身体が悲鳴をあげていたのです。
身体がこわばっていたことも、心がしぼんでいたことも、気付かずに過ごしていた自分。

今は、それはヨガを知るきっかけになった、素晴らしい経験だったと思えますが、その時は胸が閉じて苦しい日々でした。きっと厳しい表情をしていたことでしょう・・・。
笑い話にできる日がきて良かったです(*^_^*)

そんなお恥ずかしいヨガ初体験ですが、誰にでも初めてのことはありますよね。
飛び込んでみると、何か発見があるかもしれませんよ072.gif
身体の不調は、シグナルです。そのシグナルに気づかなくなってしまっている、気づいても無視してしまっていることがありませんか?
自分を知ること・・・ヨガは、自分を知るきっかけを与えてくれます。

*************
ヨガでキツーイ状態を経験した私ですが、その後もまだまだ、頑張りすぎの自分を止めることはまだできず・・・他人よりもうまくなりたい、ちゃんとポーズができるようになりたいといった負けず嫌いの気質は相変わらずでした。バランスを崩した状態から、少し抜け出したものの・・・まだまだ苦悩は続くのでした~( ̄- ̄)
また次回!
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by hibikispace | 2009-08-15 12:58 | YOGA | Trackback | Comments(0)

インドでの研修 その4

うつ状態が続き、記憶力にも少し問題が出てきたという患者さん。
ヴァータ性の神経症が脳だけでなく、身体にもでているので、
筋肉の衰えが著しく、体力も弱り、歩くのもやっとという感じでした。
バット先生の処方は、8日目にメイン治療となるバスティ(浣腸法)を
受ける為の下準備として、ピンダ・スウェダナとシーラ・ダーラを処方。

ピンダ・スウェダナはハーブボールを使った発汗法の一つで、
ヴァータの調整に適しています。
ハーブボールを温めた薬用オイルに浸し&熱し、
施術者の片手にハーブボール、片手でマッサージしていきます。
熱を加えながらのマッサージになりますので、ハーブボールの温度が下がったら、
すぐに他のハーブボールと取り換えるという形になるので、数が必要です。
ハーブの中身は、Soya Churna, Methi Churna,ひまし油、岩塩、レモン、
にんにくを混ぜ合わせすり潰したものだそうです。
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薬用ミルクを使った、シーラ・ダーラです。
牛乳の他に、岩塩、蜂蜜、ダシュムールなどが配合。
症状が重いので、パンチャカルマの監督者、パンディ先生が登場。
3人がかりです。少し低めの温度で行います。特に記憶障害などに良いとされています。
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by hibikispace | 2009-08-14 13:24 | AYURVEDA | Trackback | Comments(0)

インドでの研修 その3

バット先生は脈診後、必要に応じて血圧を測り、次々と薬や治療法を処方していきます。
私は午前に治療を受けた後、午後の診療室でバット先生の診断を
見学させて頂きました。患者さんは、高血圧、糖尿病、肺がん、そう鬱、
ヘルニア、リューマチ、坐骨神経痛、痩せすぎて体重を増やしたいなど、様々。
1人5分~7分の短い診察でドンドン数をこなしていきますが、きちんと話を聞き、
食事療法・ヨガなどの運動療法のアドバイスもして下さいます。

急性腰痛で歩けない状態で病院に運ばれた患者さん、
整形外科でMRIをとり、腰椎ヘルニア(4.5番の間)と判明。
即、アーユルヴェーダ科にまわされてきました。
バット先生の処方では、カティ・バスティ
背部のナディ・スウェダナ30分を続けること。
オイルはSahacharadhi, Narayanaを使用。
急性だったので、カティ・バスティの温度はとても高かった
(表面温度は約65度~70度あると、施術者談。患者さんにお尋ねした所、
暖かくて気持ちはいいが、熱くはないとのことでした。
4日目にお会いした時には、ご自分の脚で元気に歩いておられました!
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*カティ・バスティは、薬用オイルを腰部に溜め、注ぎ、温度をコントロールすることによって、
第二の脳と言われる腰仙骨神経叢に働きかけます。

*ナディ・スウェダナはチューブで薬草の煎じ液のスティームを局所的にあてる療法で
熱がより深く患部まで到達します。
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by hibikispace | 2009-08-14 12:45 | AYURVEDA | Trackback | Comments(0)